アレルギー反応とは
花粉症は、特定の植物の花粉に対して、体がアレルギー反応を引き起こし発症します。
アレルギー反応とは、もともとはウイルスや細菌など体に害悪となるものが侵入してきたときに、体の細胞が追い出そうとする反応です。
通常花粉は体に害を与えない物質です。
しかし何かがきっかけで、細胞が花粉を害悪だと判断し、花粉を追い出そうと過剰に攻撃をしかける場合があります。
これがアレルギー反応です。
無意味が攻撃をしかけた結果、鼻水が止まらなくなったり、目がかゆくなったりします。
体の細胞は、一度敵だと判断したものは、ずっと敵だと覚え続けます。
このため一度花粉症を発症してしまうと、毎年花粉症の症状が現れるようになります。
花粉症治療で耳鼻科を選ぶ
一時期のこととはいえ、毎年症状が現れる花粉症は、生活の質を著しく下げます。
花粉症を治療したいのなら、耳鼻科かもしくはアレルギー科へ行きましょう。
花粉症の治療にはいくつか方法があり、病院によってできる治療方法が異なります。
自分が望む治療を行っている耳鼻科を探して、受診するとよいでしょう。
そのためには前知識が重要です。
定番の花粉症の治療方法といえば、初期療法です。
まだ花粉が飛んでいない時期に、薬を服用し、花粉のアレルギー反応を抑えます。
花粉症の症状を和らげることが可能ですが、毎年行わないといけない、花粉症飛散前に忘れずに行かなければならない、などのデメリットがあります。
他には、鼻の粘膜をレーザーによって変性させるレーザー治療があります。
鼻の粘膜にレーザーを当てることで、アレルギー反応を起こしにくくできます。
近年話題になっている治療法には舌下免疫療法というものもあります。
これは定期的にアレルゲンのエキスを舌の下に含み、体にアレルゲンを慣れさせるという治療方法です。
根本的にアレルギーを治療できる方法ですが、治療期間は3~5年と長いです。
新宿で舌下免疫療法ができる耳鼻科
「南新宿クリニック」
JR新宿駅から歩いて5分程度のところにあるクリニックです。
耳鼻科と小児科が併設されており、子供のアレルギー治療が得意です。
花粉症の根本的治療として、舌下免疫療法と皮下注射法も行えます。
とはいえ、舌下免疫療法のほうがどちらかといえば優秀な治療方法です。
皮下注射法で症状が軽くなる割合は6~7割ですが、舌下免疫療法では7~8割の治療者の症状が軽くなったという研究結果もあります。
さらにその1割が根治しました。
花粉症の根本的治療を目指すのであれば、舌下免疫療法が行える病院を探しましょう。